書体について

印鑑の性質上、特に実印や銀行印などでは同じ印影のものが二つとあってはなりません。その為、同じ書体であっても全く同じにはならないように作成しますので、実際には下記の印影の例とはそれぞれの印鑑で多少異なります。

個人の実印の書体

個人の実印としては、複雑で偽造が難しく縁起の良いと言われる吉相体（きっそうたい）、同じく偽造しづらいものの少し読みやすい篆書体（てんしょたい）が多く選ばれています。吉相体はどちらかと言えば男性向けと言われます。古印体（こいんたい）は読みやすさが特徴です。

個人の銀行印・認印の書体

銀行印は、偽造を防ぐ意味で吉相体（きっそうたい）や篆書体（てんしょたい）を選ばれる方と、読みやすい古印体（こいんたい）を選ばれる方が多くなっております。
認印としては読みやすさが重視されます。古印体に加え、特に女性では隷書体（れいしょたい）を選ばれる方もいらっしゃいます。書き文字のような行書体もご用意しております。

法人の実印の書体

法人の実印や銀行印に最も使われているのは篆書体（てんしょたい）です。また、開運の意を込めて吉相体（きっそうたい）を選ばれる方もいらっしゃいます。これらの偽造の難しい複雑な書体は実印には特におすすめです。古印体（こいんたい）は読みやすさが特徴です。

法人の角印の書体

角印の書体としても篆書体（てんしょたい）が最も多く使用されています。実印や銀行印と同様、開運の意を込めて吉相体（きっそうたい）を選ばれるケースもあります。読みやすい古印体（こいんたい）もご用意しております。